Queen of Asia王者・上福ゆきがVIVA VANとの初V戦に向け「防衛して、もっとこのベルトの価値を上げたい」【TJPW】

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 元インターナショナル・プリンセス(IP)王者の上福は国内では久々のシングルでのタイトル戦になるが「シングルの試合って、そもそもベルトがどうであろうとめっちゃ嫌いなんですよ。前回、IPのベルトを獲ったときは、自分がもっと強くならなきゃ、頑張らなきゃ、東京女子の顔にならなきゃって必死だったんですけど。今回は東京女子をもっと広めるために、フィリピン、シンガポール、マレーシアとか、プロレスがあるけど、そんなにメジャーじゃないようなところがあるって知った上で、シンガポールのベルトを巻いたので。今回のベルトに対しての考えは、もっといけてるアジアの女を主張したいのと、くすぶってる団体を引っ張ることができればいいなと思っています」と持論を展開。

 東京女子の「10周年記念興行」でタイトルマッチを行うことについて、VIVAは「10周年に参加できるのはうれしいし、10年の歴史の一部になれることも誇らしい。そういう機会を与えてくれたことに感謝しているし、とても楽しみにしています」と話した。

 上福は「この団体の10周年。たぶん立ち上げるときに、港区で遊んでたヤツが東京女子に入ってきて、7年続けてチャンピオンになってって、誰も想像してなかったと思う。今回は坂崎(ユカ)さんが退団して、米国に行くということで。ユカさんも、それ以外の先輩もですけど、私がデビューしてから、こんなふうに一人で海外に行って、誰かと戦って、ベルトを持って帰ってきて。そしてまた新しい海外の選手を迎え入れて、防衛戦をするなんて誰も思わなかったと思うので。そういった意味では、あの日、私を見て不安に感じた関係者もみんなも“アイツ変わったな”って思ってほしい。私以外の選手、まだ未勝利の子だったりとか、デビューしたばかりの子たちも時間をかければ、頑張れば強くなれるし、何かを背負ったり引っ張ることができる人になれるって。もちろんプロレス以外の人に当てはめても、頑張ればどうにかなるっていうところを見せられたらいいと思います」と思いを込めた。

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