メディア初公開!JT関西工場「加熱式たばこ」専用スティックの製造工程に迫る
新商品「Ploom X ADVANCED」の展示モデル
新しい「加熱式たばこデバイス」に込められた思い
続いて、新商品「Ploom X ADVANCED」のプレゼンテーション映像が会場内に映し出された。2023年11月21日発売の同商品は、JTの加熱式たばこブランド「Ploom X」の最新モデルである。従来モデルのユーザーからの「吸いごたえが少ない」「メンソール感が弱い」といった声に応えるために、最高加熱温度を約320度まで向上させる「POWER HEATFLOW」という独自技術を搭載し、たばこ本来の味わいを最大限発揮できる仕様にしたという。記者もそうした弱点があると薄々感じていたが、加熱式たばこはそういうものだと諦めていた。
説明に立ったJT 商品企画部 RRP担当部長の山口顕さんによると、「独自のアンケート結果を基に、味わいだけでなく、ユーザビリティやデザインを考慮してリニューアルを行った。特にデザインについては、さまざまな業界・業種のデバイスからインスピレーションを得て、コンパクトで手にフィットするデザインを追求した」とのこと。ブラインドテストも行い、数十にも上るアイデアからデザインを絞り込んでいったそうで、その語り口からも製品への思いが伝わってきた。