初参戦の岡見勇信が薄氷勝利「42年間で一番キツい5分3Rでした」【修斗】

出し切った表情の岡見(撮影・上岸卓史)

 試合は判定となり29-28、28-29、29-28の2-1で岡見が辛くも勝利を得た。

 疲労困憊の岡見は勝負が決した後に大の字。試合後のマイクでは「本当に42年間で一番キツい5分3Rでした。ここまで来るのにすごく怖かったんですけど。何度も自分がやられる、恐怖心が試合直前まであって。それでは前の自分と一緒だと。恐怖心に打ち勝ちここに立ちました。まだまだ自分は本当に弱い。ジェヨン選手、強かったです。今後の自分は、どこまで先が続くか分かりませんが、今日、自分に打ち勝てたことは今後の糧になったと思います。本当に皆さんの応援があってです。サポートしてくれた家族、妻、息子、そして応援してくれたみんなのおかげでここに立つことができました。ありがとうございました」と語った。

「PROFESSIONAL SHOOTO 2023 Vol.8」(12月2日、東京・豊洲PIT)
◆メインイベント・第7試合 世界フェザー級チャンピオンシップ5分5R
○SASUKE(王者・2度目の防衛戦/マスタージャパン東京)(3R1分7秒、TKO)田中半蔵(挑戦者・同級5位/FUN`S)●

◆セミファイナル・第6試合 ミドル級5分3R
○岡見勇信(日本/EXFIGHT)(判定2-1=29-28、28-29、29-28)キム・ジェヨン(韓国・NOVA MMA)●

◆第5試合 マモル引退エキシビションマッチ
マモル vs 漆谷康宏&清水清隆&佐藤ルミナ

◆第4試合 68kg契約5分3R
○リオン武(RISING SUN)(2R2分31秒、TKO)内藤太尊(roots)●

◆第3試合 フライ級5分3R
○猿丸ジュンジ(修斗ジム東京)(1R1分18秒、TKO)安芸柊斗(MMAZジム)●

◆第2試合 フライ級5分3R
●内藤頌貴(同級世界6位/パラエストラ松戸)(2R3分16秒、三角絞め)石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)○

◆第1試合 2023年度新人王決定トーナメント準決勝 フェザー級5分2R
●青井太一(心技舘)(判定0-3=18-20)ネイン・デイネッシュ(MMA RANGERS GYM)○
<<< 1 2 3