猿丸ジュンジが安芸柊斗にTKO勝ちで有終の美「5年後、10年後、自分の弟子を連れて戦いにくる」【修斗】
バックマウントからのパウンドで猿丸が勝利(撮影・上岸卓史)
1R、ともにオーソドックスの構え。パンチの攻防から猿丸が右カーフ。安芸が右カーフを返すとこれをつかんだ猿丸が右ストレート。この一発でダウンした安芸に襲い掛かった猿丸。安芸が下から腕十字を狙うがこれをいなした猿丸がバックを取る。そしてバックマウントを取り切りパンチを放つ。そして体が伸び切った安芸になおもパウンドの連打。動きの止まった安芸を見てレフェリーが試合を止め、猿丸が見事なTKO勝ちを収めた。
そして試合後のマイクで猿丸は「この大会、俺が出なきゃって、俺が盛り上げなきゃって、そう思って出ました。出てよかった。ただこれで、もう自分の役目は終わったんで、今日で引退します。また5年後、10年後、自分の弟子を連れて戦いにくると思うんで。修斗がずっと続きますように。ありがとうございました」と引退を発表した。