MAOが緊急決定のUNIVERSAL王座戦でクリス・ブルックスに狂乱のリングアウト勝ち「あとはKANONと納谷。ギリギリで楽勝してやる」【DDT】

納谷(左)は平田の土俵に乗ったうえで勝利を収めた

 そのほかのBブロック公式戦では納谷幸男が平田一喜と対戦。平田もプランチャーからリングアウト勝ちを狙いにいき、丸め込みでなんとか活路を見出そうとするも納谷の牙城は崩せず。納谷が世界一のバックドロップでトドメを刺そうとすると、平田は「D王公式戦という俺の試合で、この俺から逃げるつもり? 普通に決めて2点ゲットってコソ泥じゃないですか」と言うと、納谷は「ダンスバトルで決着つけましょう」と平田の土俵に乗ることを決断。2人が揃ってメガネをかけてダンシングも、納谷は踊りながらニーリフト。平田が丸め込むと、返した納谷はブレーンバスターから、メガネを外して世界一のバックドロップで仕留めた。

 3連勝でBブロックの単独首位で独走となった納谷は「平田さんとの試合はこんな感じになるでしょうね。DDTのこういう部分も大好きなんで。勝ち点6。自分が一歩リードだと思うんで、このまま全勝でD王優勝したいと思います」と笑みを浮かべた。

DDTプロレス「D王 GRAND PRIX 2023 in Shinjuku【DAY2】」(12月3日、東京・新宿FACE)
◆オープニングマッチ スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
MIKAMI&●須見和馬(10分36秒、片エビ固め)デムース○&KANON
※バラゲサ

◆第二試合 30分一本勝負
秋山準&大石真翔&岡田佑介&●瑠希也(8分58秒、片エビ固め)HARASHIMA&彰人&小嶋斗偉&正田壮史○
※正田のチカラKOBUムキムキ

◆第三試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○納谷幸男〈3勝6点〉(11分39秒、体固め)平田一喜●〈3敗0点〉
※世界一のバックドロップ

◆第四試合 Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○遠藤哲哉〈1勝1敗2点〉(13分36秒、エビ固め)飯野雄貴●〈1勝1敗2点〉
※バーニングスター・プレス

◆セミファイナル Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
△上野勇希〈1勝1分3点〉(時間切れ引き分け)佐々木大輔△〈1分1敗1点〉

◆メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合~Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○MAO〈王者=2勝1敗4点〉(21分34秒、リングアウト勝ち)クリス・ブルックス●〈挑戦者=1勝2敗2点〉
※第12代王者が2度目の防衛に成功。
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