「初音ミク」が「日本ネーミング大賞2023」の最優秀賞を受賞。なぜ2023年に?

受賞作についてコメントする太田光代氏(左)

 同大賞は爆笑問題の太田光が審査委員長を、その妻で所属事務所の社長を務める太田光代氏が特別顧問を務めているのだが、光代氏は「初音ミクさんは16年前にボーカロイドとして誕生。今でこそバーチャル系のタレントさんなどが活躍されているが、その先駆け。私も最初に初音ミクを見た時に“これで何が起きるんだろう”と思ったことを覚えている。まだ頭がついていかなかったというか状況が分かっていなかったが、どんどん彼女は日本のみならず世界でいろいろなクリエイターやアーティストとコラボし、世界に初音ミクという名前をしっかり根付かせて、そして16年の今日に至っている。初音ミクさんは永遠の16歳。今年は本当に16年目の16歳という記念の年なので、今までの活躍とクリエイターさんたちとの共同作業でここまで大きな存在になられたことをお祝いして、全会一致で選ばせていただいた」などと選考の理由を語った。