4戦全勝の平良達郎が物騒予告!?「試合後に“平良に早く上位ランカーとやらせろ!”という暴動が起きると思う」【UFC】
鈴木千裕の勝利に「僕も頑張ろう!」
モカエフ選手のようなレスリングの強い相手とこれから戦っていくことと関連して。日本時間で6日の夜に、カザフスタンの『Naiza FC 55』で、かつて平良選手が対戦した福田龍彌選手が地元出身のディアス・エレンガイポフ選手の王座に挑戦し、完封負けを喫しました。あの試合はご覧になりましたか?
「はい、5R全部見ました。福田選手としては、しっかり立ったらすぐ圧をかけたりと、ご自分がやるべきことをやっていたと思うので、本当に相手選手が強かったというところに尽きると思います。僕はMMAでもレスリング出身の選手というのは線引きしているところがあるのですが、フィジカルなども変わってくる印象もあって。エレベーション・ファイトチームにも、カザフスタンの選手がいてONEの元フライ級王者のカイラット・アクメトフ選手や、UFCファイターで17戦無敗のアザット・マクスム選手と一緒に練習していたので、どちらをとってもカザフスタンの選手はレスリングがすごく強くて、福田選手の試合を見ながら“ああ、あのタイプか……”って思ったのですけど。ずっとレスリングをし続ける持久力もありますし、福田選手の試合を通して、自分もそういう選手にも対応していかなくてはいけないと感じていました。もちろんいろんなバックボーンはありますので、あらゆるタイプを攻略していく姿を見せたいですね」
同い年の鈴木千裕選手は、アゼルバイジャンの地でやはりレスリング力に長けたヴガール・ケラモフ選手にKO勝利でRIZIN王者となりました。刺激を受けていますか。
「千裕くんの活躍を見ていて、あのタイトルマッチは番狂わせというか、ひっくりかえす試合だったと思うのですけれど、同級生として、そして一緒に練習した身として、アツいものを、そして勇気をもらえる試合でした。“僕も頑張ろう!”っていう気持ちになりました!」
これからは自分たちのような若い世代が盛り上げていくんだ、と。
「そうですね。とくにUFCフライ級は王者のアレクサンドル・パントーハ選手や1位のブランドン・モレノ選手をはじめとして、本当に昔から名前があるベテラン選手たちが多いので、新しい、若手の時代としてランキングを勝ち進めたいと思います」
ベテラン対若手といえば、平良選手と同じ大会で同階級のティム・エリオットvs.ス・ムダルジ戦もあります。
「どちらもやりたい選手だったので、意識して見てしまいますね。どちらが勝つか……」
ずばり予想は?
「ス・ムダルジ選手が勝っちゃうのかな?と。(当初ス・ムダルジ選手が対戦する予定だったのはアラン・ナシメント選手だったので)ナシメント選手が勝つと予想していましたが、エリオット戦であればス・ムダルジ選手が勝利するのではないかと思います」
最後に、試合をU-NEXTでご覧になる皆さんにメッセージをお願いします!
「皆さん、僕は日曜日の朝に試合をします。しっかり成長した姿を見せて、爆発的な勝利をあげて帰ってきますので、応援よろしくお願いします!」
なお今大会の模様はU-NEXTで10日午前9時30分から見放題ライブ配信される予定となっている。