“初代虎”佐山サトルが「メニエール病」であることが判明も「治療法は分かりました」と前向き

この日、佐山(右端)は「力道山先生没60年追悼セレモニー」に出席。隣は百田光雄(撮影・穂積美咲)

 初代タイガーマスクの佐山サトルが12月7日、現在の自らの体調について「メニエール病であることが分かった」と明かした。

 佐山はこの日「初代タイガーマスク 佐山サトル ストロングスタイルプロレスVol.27」(東京・後楽園ホール)に来場し、ファンに挨拶。その後に行われた「力道山先生没60年追悼セレモニー」ではリング上で立ち上がり、力道山の息子であるプロレスラーの百田光雄に花束を渡すなど元気な姿を見せた。

 その後にバックステージで行った会見では「今日ちょっとめまいがして昼間まで調子が悪かったんですが、今は治ってきました。徐々に回復に向かっています」と語った。

 佐山は10月に行われた新宿FACE大会の際に「正式に病状が分かるのは今月末。絶対にカムバックしてみせますので、温かい応援をお願いします」と挨拶していたのだが、その病状について「メニエール病ということが正式に分かりました。パーキンソン症候群とメニエール病がどういうふうに関係しているかはまだちょっと分からないんですが、治療法は分かりました。ドクターの方々が一生懸命やってくれています」などと説明した。佐山は2020年に「パーキンソン病に近い状態」であることが発表されている。