銀座で広島産かきの多様なうまさを堪能!「 ひろしまかき祭り in TAU」スタート
ひろしまブランドの発信拠点「ひろしまブランドショップ TAU」で「ひろしまかき祭り in TAU」の第1弾が12月8日スタートした。生産量日本一の広島県産の牡蠣を堪能できるイベントで、生かきはもちろん、焼いたり、お好み焼きなどさまざまなスタイルで楽しめる。
期間限定のオイスターバーでは、ファームスズキ(塩田熟成牡蠣)とマルコ水産の「かき小町」「惑香」を、食べ比べや単品で楽しめる。また、生かきに合うお酒も用意している。オイスターバーは、8日から24日までの金・土・日にオープン。金曜は17~19時30分、土日は12~19時30分。
館内の「MERI Principressa」「鯉々」「遠音近音」「ひろしま Cafe」では、広島県産かきを使ったメニューを提供する。
「牡蠣のオイスターミスト」は「MERI Principressa」の人気メニュー。広島各地から選りすぐった大粒のかきをオーブン焼きにしたもので、醬油ベースの出汁、フレッシュトマト、生ハム、自家製ガーリックバター、自家製の雲丹バター、江田島にある高森本店の黒鯛味噌など6種類の味わいが楽しめる。合わせるものによって引き出される味わいに笑顔になる一皿だ。
クラフトビールや日本酒との組み合わせでさらに味わいが増す。
「牡蠣に合う酒」(爽快、ほろ酔い、泥酔)は、広島の日本酒「9代目於多福」を「牡蠣に合う」をテーマにブレンド。「爽快」は純米吟醸と純米、「ほろ酔い」は純米吟醸と特別純米、「泥酔」は特別純米と純米を合わせている。オイスターバーで生牡蠣を注文する際に試飲を希望するとお猪口一杯サービスがある。
「スモークド 広島 オイスター コモン」は、広島市中区本通のクラフトビーブルワリーで誕生。楠原缶詰工業(広島市)の広島県産かきの旨味が詰まったオイスタージュースと、音戸海産(呉市)のかき殻を使用している。スモークな香りがアクセントになっている。
イベント開催に先駆けて行われた試食会には、広島を世界一おいしくかきが食べられる街にするプロジェクト「牡蠣食う研」の立ち上げメンバーである博報堂ケトルの日野昌暢氏が登壇。同プロジェクトは、地元の人たちが感じている牡蠣のことと東京から見た広島の牡蠣のことにギャップがあると感じたことから、もっと牡蠣を生かしていこうと広島で活動を展開しているという。
日野氏によれば、ギャップの例のひとつとして、「東京では生で食べるのが最高と思っていますが、広島の人たちは火を入れて食べる方法が美味しいと思っている」ことがあるという。広島の人達が好きなのは焼きかきだとしたうえで「だから火を入れた時の美味しさっていうのも意識しながら食べていただければなと思っています」と話した。
「ひろしまかき祭り in TAU」では、オーブン焼き、お好み焼き、にゅうめんというスタイルで生かきとは違った味わいが楽しめそう。
館内には、そのまま楽しんだり、料理に活用できそうな広島県産かきのアイテムも揃う。銀座の店舗で、そして自宅で、広島産のかきを楽しんではいかが。