今年を4連勝で終えた菅原美優 2024年はK-1全5戦に出る覚悟「女子を引っ張っていける存在に」【K-1】

得意の前蹴り(©K-1)

 2R、菅原は前蹴り、そしてパンチ。デッドマンもパンチを打ち返すが、菅原は圧をかけてパンチの連打。前蹴りで突き放す。デッドマンは前に出て右ロー。菅原はパンチを合わせる。デッドマンは左ミドル、右ロー。菅原は前に出てパンチの連打、前蹴りを顔面に。デッドマンは右ローからパンチに。菅原はパンチをかわしてパンチと前蹴り。

 3R、デッドマンは左ミドル。菅原の右ローにデッドマンが右ミドルを合わせる。菅原は左右のボディーを連打しデッドマンを下がらせる。デッドマンは右ロー、右ミドルも菅原は圧を強め、パンチを連打。菅原は前蹴りで下がらせ、パンチを当てていく。デッドマンもロー、ミドルを返す。

 判定はジャッジ3者とも30-28で菅原が勝利を収めた。

 菅原は試合後の会見で「ダウンの一つも取れない内容になってしまった。もっと頑張る」と反省の弁。良かったところについては「セコンドの声が聞こえたこととボディーを打ちたいと思っていたので、ボディーを打てたこと、ジャブやアッパーも入った。ところどころいいところはあった」と振り返りつつも「それをつなげられなかった」などとここでも反省。

 今年はパンチの強化が目立った1年だったのだが「倒し切れてないし、使い方、当て方を覚えてきたくらい。その場の技の選択や引き出しはまだまだ。レベルの高い選手と練習をさせてもらっているので、そこを見ているとまだ自信を持てるレベルではない」と本人的にはまだまだ納得がいっていないよう。