10kgの減量乗り越えたプリフティが王座獲得。敗れたKANAは「この先はちょっとまだ分からない」【K-1】

プリフティの左フック(©K-1)

 2R、圧をかけるKANAだがプリフティも打ち返す。KANAは左ミドル。プリフティは左フックが強烈。KANAは右カーフ、プリフティも右カーフを返す。プリフティの右からの返しの左フックがKANAの顔面をとらえていく。プリフティは左アッパーから右フックをヒット。KANAがローもプリフティが右フック。KANAは左ジャブが鳴りを潜める。プリフティは詰めて右フック。終盤、プリフティの動きが落ちたところにKANAが右ストレート。プリフティは左目じりをカットし出血が見られる。

 3R、KANAはサウスポーにチェンジし圧をかける。すぐにオーソドックスに戻しパンチを放つ。プリフティはパンチを放つがやや疲れが見える。それでも左フックは強烈。KANAの右インローでプリフティがスリップダウン。KANAは前に出て右カーフ。プリフティも右カーフ、左インロー。そして互いにパンチを打ち合う。KANAのミドルでプリフティの動きが落ちる。KANAは左ボディーで追撃。プリフティもパンチを出し続ける。KANAが前に出るところにプリフティがカウンターで右フック。その後も打ち合いのままゴング。

 判定はジャッジ3者とも29-30でプリフティが勝利を収め、王座を獲得した。ジャッジが下るとKANAはリングに手をつきしばし動けず。