鈴木勇人が「NARIAGARI」の豊樹にKO勝ちで「このリングは甘くない」【K-1】
当然の勝利に笑顔はなし(©K-1)
2R、圧をかける鈴木。左ミドル、左ハイを飛ばす。豊樹は右ミドル、前蹴り。鈴木は左ハイ。豊樹は右ストレートも当てるだけ。鈴木の左ミドル。鈴木の左ハイが顔面をかすめる。鈴木はコーナーに詰めてなおも左ハイ、左ミドルを連打。豊樹は右インロー。豊樹は踏み込んで右フック、右アッパー。鈴木は左ミドルから左ストレートをクリーンヒット。鈴木のミドルで豊樹の右腕が赤くはれる。豊樹は右アッパーも当たりは浅い。
3R、鈴木は左ミドル、左ハイを連打。右腕を破壊された豊樹はガードが下がり、ミドルを受け続けダウン。そのままファイティングポーズを取れず、鈴木のKO勝ちとなった。
この試合の解説を務めていた皇治は「これはあやまらなあかん。気持ちを見せなあかん。出直してくる。K-1は甘くなかったということ」とコメント。
鈴木は試合後のマイクで「こういうことです。このリングは甘くない。豊樹選手も真剣にやっているとは思うが、真剣の度合いが違う。本当に最強を目指しているのでこの結果は当たり前。でも一度、拳を合わせた以上は何もない。豊樹選手にはまた必死こいて努力してもらって、またこのリングに上がってほしいと思っている」と語った。そして「来年3月20日、ビッグマッチがあると思うが、自分は気合を入れていくんでよろしくお願いします」とアピール。