3週間前に骨折の松倉信太郎の勝利の陰に武尊の言葉「まっつん! 逆にこれは開き直れるチャンスだよ」【K-1】
2人のパンチが交錯(🄫K-1)
延長ラウンド、スイッチを繰り返すトイが前蹴り。松倉は右ミドル、右インロー。トイも左インロー。松倉は右ローからワンツー。そしてなおもヒザ蹴り、右ロー。トイはジャブから左インロー。松倉は圧をかけて右インローを連打。トイはローから顔面に前蹴り。しかし松倉は下がらない。トイは詰めてパンチを連打。松倉は前に出てパンチ、右カーフ。ローを嫌がるトイ。最後は打ち合いの中、試合終了。
判定は10-9、9-10、9-10で松倉。勝利の瞬間、松倉はリングに倒れ込む。そこにチームメイトでセコンドを務めた武尊も駆け寄り涙を流して抱き合った。
松倉は試合後のマイクで「3週間前に足の小指を骨折して歩けなくて怖くて、靴も履けなくて怖くて。周りの人が支えてくれてリングに立つことができました。本当によく、みんな挑戦したほうがいいと思います。ずっと、ひとつのことを続けていくと挑戦は始めた時点で成功なんじゃないかなと。みんなとは格闘技を通してできているんで、大切にしていきます」と周囲への感謝とファンへのメッセージを口にした。