「宇宙戦艦ヤマト」ささきいさお「変な曲書くなと思った」宮川彬良「マツケンサンバと同じ」
「宇宙戦艦ヤマト」テーマ曲は「『マツケンサンバⅡ』と同じような感覚」と宮川
しかし、1977年には劇場版が公開されて大ヒットし、第1次アニメブームが巻き起こった。翌年に公開された『さらば~』は観客動員数400万人を突破する勢いで「(ヤマトの)冬の時代は4年だけ。人気が出たらすさまじい社会現象で、芸能欄でなく社会面に出るような雰囲気。“この船に乗りたいな” とどこかで思ってしまった」と宮川。
ささきは「レコーディングが終わってしばらくしても人気が出なくて、夏なんか夜になると浦安海岸に夜釣りに行ってたのが、新聞に出て “ヤマトってすごいんだ” と言った翌週からめちゃくちゃ忙しくなって。芸能界ってすごいですね。暇なやつには見向きもしないけど、ちょっと何かあるとみんなでガーッといろんなことしてくれて」といい、宮川も「 “宇宙の彼方 イスカンダルへ” という歌詞がオリコンの1位。誇らしいやら “これでいいのか?” みたいな……ちょうど『マツケンサンバⅡ』と同じような感覚」と独特の表現で当時の狂騒を懐かしがった。