大﨑孔稀が“4強”の一人、鈴木真彦を破り王座獲得。兄・一貴とRISE史上初の兄弟王者誕生【RISE174】
揃って王者となった大﨑兄弟の兄・一貴(左)と弟の孔稀(撮影・穂積美咲)
「RISE174」(12月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「RISEバンタム級(-55kg)タイトルマッチ」で挑戦者の大﨑孔稀(OISHI GYM/同級1位)が3-0の判定で王者・鈴木真彦(フリー)を破り、悲願のRISE王座を獲得した。
大﨑の兄はRISEスーパーフライ級とISKAオリエンタルルール 世界フライ級(-53.5kg)王者の大﨑一貴。大﨑兄弟はRISE史上初の兄弟王者の偉業を成し遂げた。大﨑は8月の「RISE WORLD SERIES 2023 2nd Round」で行われた「次期挑戦者決定戦」で加藤有吾(RIKIX)を破り、今回の挑戦を実現させていた。
鈴木は2018年11月にトーナメントを制して王座を獲得して以来、長期政権を樹立。今回が3度目の防衛戦だった。期間のわりに防衛回数が少ないのは挑戦者に見合う選手がいなかったため。那須川天心、志朗にはワンマッチやトーナメントで敗れているが、昨年行われた「THE MATCH 2022」ではK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ちを収め、志朗、金子、玖村将史とともに「4強」に名を連ねている。