大﨑孔稀が“4強”の一人、鈴木真彦を破り王座獲得。兄・一貴とRISE史上初の兄弟王者誕生【RISE174】

大﨑の左ミドル(撮影・穂積美咲)

 1R、ともにオーソドックスの構え。鈴木が左ロー。大﨑がローを返したところに鈴木がワンツー。先に仕掛けるのは鈴木。鈴木は右ストレート、左ボディーのコンビネーション。大﨑のローにパンチを合わせる鈴木。そして左ロー、左ミドル。大﨑も前に出てパンチを打ち返す。鈴木は回って右ストレート、左ボディー、ヒザをボディーに。鈴木は左ボディー、右ロー。大﨑も踏み込んで左ボディー。大﨑は虚を突いたテンカオ。鈴木はガードしてパンチを返すが大﨑も打ち返す。オープンスコアはジャッジ3者とも10-10。

 2R、鈴木は左ボディー。大﨑は左ミドル、前蹴り。鈴木は距離を詰めて左ロー、右ストレート。鈴木は左ボディー、左フックのダブル。大﨑はすかさずカウンターを合わせる。鈴木は右ローからワンツー。大﨑は右ボディー、右ストレートで鈴木を下がらせるが、鈴木はガードを固め打ち返す。大﨑のパンチをガードしてから一気に距離を詰め左ボディーの鈴木。オープンスコアは2名がイーブン、一人が9-10で大﨑。