三浦大知、来春4年ぶりのアリーナ公演決定! 1月発売の最新アルバム「全部やる!」東阪で3公演
この日のライブは、来年1月にリリースを控える約7年ぶりのオリジナルアルバム『OVER』を意識して作り上げたツアーの東京公演。ツアーは今年9月7日に埼玉・三郷市文化会館で開幕し、この日は17公演目。三浦もダンサーもバンドも磨き上げられたステージでオーディエンスを魅了した。東京国際フォーラムはチケット発売後1分でソールドアウトとなっただけあって、ステージから最も遠い座席までぎっしりの客席は冒頭から総立ちで歓声を上げ、手拍子を打ち、タオルを振って盛り上がった。
最新アルバム『OVER』収録の「能動」でライブをスタートすると、「OVER ツアーへようこそ!」とオーディエンスに挨拶した瞬間にステージと客席は一体化。三浦と、6名のダンサーと5名のバンドは、「燦燦」「EXCITE」「Right Now」などエモーショナルでエネルギッシュ、色気もたっぷりなパフォーマンスでオーディエンスを揺さぶり続け、全21曲を披露した。
途中のMCで三浦は、「ライブというのはステージの上で起こることだけではなくて、今日、この瞬間を選んでくださったみなさんと一緒に作るものだと思う」と静かに熱く語り、最高のライブを作り上げたというパワーをみんなでシェアしたいと話した。
アンコールのMCでも「本当に今日は皆さん、いろんなスケジュールがある中、この瞬間を選んでくださって、集まってくれて、このライブを作ってくれて最高! 一緒に作ってくれて本当にありがとうございます」と感謝の言葉を重ねた。
ランダムに選んだ1人の観客に、この日演奏した楽曲の中から1曲選んでおかわりリクエストしてもらうという趣向もあり、「EXCITE」のリクエストを受け取ると、メンバーは「今から準備をしますので、ちょっとお待ちを!」と再びタオルを手にパフォーマンス。三浦の「さっきのあの盛り上がりを超えましょう」という呼びかけもあり、2回目の「EXCITE」はさらに加熱、三浦の「いくぞ!」「ダンサーに負けないで!」というエールにタオルはもっと激しく波打って、この日一番の熱狂を見せた。
13日も同所で公演がある。