大家健が12・27後楽園での羆嵐戦に向け、“盟友”石川修司と公開特訓敢行。“新型”スピアー習得【ガンプロ】

過酷なロープワーク

 道場の中に入ると、石川は話す暇も与えず、リングに上がるよう促した。石川は「羆嵐はパワーがすごい。パワーじゃ分が悪い。スピードを上げよう」として、まずはロープワークでスピードを上げる練習に。10往復で大家の動きは鈍るも、石川は続行させ、20往復で足から崩れた。しかし、この日ばかりは“鬼”となった石川は、大家にロープワークを続けさせ、ヘロヘロになりながらも50往復に到達して終了。
 
 続いて、石川は「羆嵐といえばセントーン。腹を鍛えないと」として、大家をマットに寝かせると、石井がニードロップ、石川がフットスタンプを叩き込む。さらに大家をコーナーに逆さ吊りにすると、代わる代わる串刺しニー、ドロップキックを腹部に見舞っていった。
 
 次は「大家さんはあとスピアーしかないだろう」(石川)として、大家の得意技スピアーの特訓に。大家はふだん通り、地団太を踏んでスピアーを繰り出すも、石井、石川に迎撃されてしまう。ここで石井が「大家さんのスピアーはすきが多いと思うので、モーションを減らした新型スピアーを考えたほうがいい」と提案。これは相手を倒して、すぐにコーナーに走り、ジャンプして突進するというもの。