中村寛が木村ミノルとの対戦をアピール「強い奴とやりたいんで、ステロイドはやめなくていい」【RISE】
中村はこのヒザの後に左フックでKO勝ち(撮影・穂積美咲)
試合後の会見でも「本心です。ホンマに強いと思っているんですよ。で、ホンマに強いと思っているからこそ、その強い木村選手とやるとなったら、陽性反応が出てしまっている以上、そのままであってほしいと思っている。純粋に強い選手とやりたい。僕がやりたいと思ったらあの選手が出てくる。RIZINでもRISEでも。ドーピングアリのルールでいい。じゃないと向こうが調整が難しいとかあると思うんで」と改めて木村戦を熱望。
RISEの伊藤隆代表は試合後の総括で「中村に“体重が合わなくてもいいんで。ステロイドをやっていてもいいんで”と言われたんですが、それは競技的に問題があるんで。もし木村が陰性の証明ができて、可能性があるとしたらキャッチウェイトだろうけど。やるとしたらRIZINじゃないですか。うちではちょっと違うのかなと思う。RIZINで起きたことなので、そこはRIZINで完結してほしいかなと思う」と語るにとどめた。
木村は「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で約6年9カ月ぶりのRIZIN参戦を果たすも、試合前に行ったドーピング検査で陽性反応が出たことからRIZINが半年間の出場停止に。11月には出場停止明けとなる大晦日の「RIZIN.45」で安保瑠輝也との対戦が発表されたのだが、その後、2度目の検査でも陽性判定となり試合が消滅していた。