「全国映画感想文コンクール」東京都大会で小中学生11人表彰「アナ雪」「君生き」など
前列左から中学校の部最優秀賞の大貫莉和さん、優秀賞の松井美樹さん、石川礼佳さん、後列左からTOKYO MX編成局の吉川結衣さん、城田信義局長、キネマ旬報社の星野晃志社長
中学校の部で最優秀賞に選ばれた大貫さんは、夏休みに家族で『君たちはどう生きるか』を鑑賞し「この映画は人によって見終わった後の捉え方が違って、家族で意見を言い合った時に自分の思ったこととお父さん、お母さんの思ったことが全然違っていたので、自分の思ったことをどう言葉で表現するかが難しかったです。映画で私の心に残った部分と自分の経験に重なる部分が多く、経験を取り入れられるような作品だったことはすごくよかったと思います」と喜んだ。
同コンクール東京都大会を主催する東京メトロポリタンテレビジョンの城田信義編成局長は「作品を読ませていただいたが、どんな脚本よりもパワーがあった。それは皆さんの家族や兄弟で助け合うんだとか、心を開くんだといった思いが自分の言葉で表現されていたから」。
同コンクール実施委員会より、キネマ旬報社の星野晃志社長が「映画というのは総合芸術と呼ばれているように、非常に多くの方が多くの時間とお金をかけて一生懸命作り上げて出来上がる。この中に含まれているいろいろなことを、これからも皆さんが映画を見て感じながら映画界を応援していただければ」などと受賞者を称えた。
入賞作品は全国大会にエントリーされ、結果は来年1月に全国映画感想文コンクール公式サイト内にて発表予定。