A.B.C-Z 5人最後の千秋楽 河合郁人の「ごめんね」に観客も涙、最後の掛け声で大爆笑!
人気グループA.B.C-Zの最新作『ABC座星(スター)劇場 2023 〜5 Stars Live Hours〜』が21日、帝国劇場にて千穐楽(千秋楽)を迎え、メンバーの橋本良亮、戸塚祥太、河合郁人、五関晃一、塚田僚一が感動のカーテンコールで5人体制の最後を飾った。
A.B.C-Zが2012年のデビュー以来、続けてきた人気公演の最新作。帝国劇場は2025年に建て替えのため休館を控えており、現・帝国劇場での『ABC座』はこれが最後。またメンバーの河合は脱退を発表しており、5人体制でも最後の公演となる。
千秋楽を迎えたステージの最後は、メンバー1人ひとりが観客にメッセージ。
橋本は「これにてA.B.C-Z第1章が終わりますけど明日から第2章が始まると思うとワクワクしてます」と言い、果たせなかった5人での東京ドームの夢を振り返りつつ「明日で僕はセンターじゃなくなります。でも皆さんの心の中のセンターからは一生どきませんので」。
戸塚は「河合の“脱退”という言葉がピンと来なくて。脱はいい。A.B.C-Zを脱ぐから。でも退くではなく、進むんだと、自分で“脱進”という言葉を作りました…と思って調べたら、脱進機という時計のパーツの言葉がありました。…明日から時計の針を進めます」。
最後に河合が「今日で僕がA.B.C-Zのメンバーとしてここに立つのは最後になります」と語り始めたが、やがて声を震わせ「強がっていろんな約束しちゃったけど、叶えられなくてごめんね。僕の力不足です」。涙ながらに語る河合に会場からもすすり泣きや応援の声。河合は「力強いみんなの応援があったからこそ前に進める。今メンバーが背中を押してくれる気持ちを背負って、僕は新しいステージに行きます」と胸を張った。
鳴り止まないアンコールの拍手。特別カーテンコールで再登壇した5人は 『明日の為に僕がいる』、最後は『サポーターズ!』を会場と一体となり大熱唱。
その後のトークでは、大活躍だったジュニアたちの一部も登場。SpeciaLから「4人でもできるスターポーズ」と、河合のために「1人でもできるスターポーズ」を提案され一同が大笑いする一幕も。
最後は橋本が「郁人もこれから頑張っていくと思うんですけど、僕たちも頑張っていきますので応援していただければ」と言い、お約束の掛け声をしようとすると、塚田が「これから言うときは“オレたちとみんなと河合で!”って…」と新しい掛け声を提案。河合が「そんな気を使わなくても(笑)。オレがライブを見に来たら言って」と苦笑すると、今度は五関が「それか、みんなに言ってもらうとこ変える?“オレたちとみんなでA.B.C-Z”、“河合も~!”って」と言い、会場も大爆笑。
カーテンコールの2曲を加え合計61曲を披露した大千秋楽。最後は大きな笑顔に包まれ「オレたちとみんなでA.B.C-Z!」の掛け声で、5人は新たな旅立ちを迎えた。