井上尚弥「この試合は歴史的な試合。2階級で4団体を統一する姿を見届けてほしい」
会見に臨むタパレス
対するタパレスも「コンディションは非常にいい。試合に向けて準備万端。とにかくいい試合をしたい。同時に勝ちたいと思っています。試合を楽しみにしていてください。ワクワクするような試合になると思っている。井上選手も私も勝ちたいと思っているが、私が勝てるように頑張る。私が勝てばフィリピンにとって歴史的な勝利になるからです」とこちらも4団体統一への意欲を見せた。
井上は公開練習でタパレスが「勝つ自信度は2000%」と発言したことについて「記事で見ました。それくらいの自信がないといい試合にはならないと思うので、それくらいの意気込みで来てもらったほうが面白い試合になると思っている」と語った。
そしてこれまで「日本人がたどり着けないところまでたどり着きたい」と語っている井上なのだが「この試合は歴史的な2階級で4団体統一という史上2人目の偉業となる試合ですが、自分のボクシングキャリアを考えれば、ここはまだまだ通過点だと思っている。僕が引退する時にたどってきたキャリアを振り返って、自分がどう思えるか。それに尽きると思う」とこの試合を「通過点」と位置付けた。