真田広之がLAで会見 「日本の文化を正しく伝えたかった」主演・プロデューサー務める『SHOGUN 将軍』配信決定
俳優の真田広之が主演・プロデューサーを務めるドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』が2024年2月27日からDisney+ (ディズニープラス)「スター」にて配信決定。真田は、12月5日(日本時間)に米国ロサンゼルスで行われた会見で「日本の文化を正しく世界に紹介したかった」と思いを語った。
戦国時代の日本を描くジェームズ・クラベルによる小説「SHOGUN」を『トップガン マーヴェリック』の原案を手掛けたジャスティン・マークスや、真田広之ら、ハリウッドの製作陣がドラマ化する戦国スペクタクル。真田は徳川家康からインスパイアされた戦国最強の武将・吉井虎永を演じる。
日本時間12月5日(現地時間12月4日)にウエストハリウッドにあるロンドン・ホテルで行われた会見では、主演・プロデューサーを務めた真田広之ら製作陣が登壇。
1~2話の上映後に沸き起こった現地メディアの拍手喝采に「あそこまで拍手が起こるとは期待してなかったので、うれしかった」と真田も驚き。
ハリウッド製作の連続ドラマで初主演にしてプロデューサーを務める真田。トム・クルーズ主演『ラスト サムライ』(2002)への出演以降、ハリウッドで活躍の場を広げてきたが「いつも孤軍奮闘して何とか日本人がおかしくないものにしようという戦いはずっと続いていました」と振り返り「どのプロジェクトでもできるだけ直そうとしたり、コンサルティング的なことはずっとしていたのですが、やはりイチ俳優としてできることの限界をずっと感じていました」と、ハリウッド界のなかで抱えていた葛藤も吐露。
そんな真田にとって本作は「僕にとって奇跡のようなプロジェクト」と言い「日本人として、僕は日本の文化を正しく世界に紹介したかったんです。それはいつも僕の夢でした」と、プロデューサーとして作品製作に携わる意義を語った。
主演兼プロデューサーとして、出番の有無にかかわらず朝早くから現場に入り美術小道具チェックをしたあと役者を迎え入れてリハーサルを確認してから、自身の扮装に入るという真田。立ち居振る舞いから話し方、シチュエーションまで隅々までこだわり抜いて作品を完成させたと言い「ある意味での集大成でありはじめの一歩」と、ハリウッドで挑戦し続けた真田ならではの手ごたえと覚悟を語っていた。
同作には、他にも虎永の側近役に浅野忠信、金井浩人、平岳大、穂志もえか、西岡徳馬、阿部進之介、倉悠貴、向里祐香、二階堂ふみといった豪華キャストが出演する。
『SHOGUN 将軍』はディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」の「スター」にて『SHOGUN 将軍』を2024年2月27日から独占配信(全10話。初回は2話配信。その後、毎週1話ずつ配信)。