武居由樹がバンタム級転向初戦を2R一撃KOでクリア。「絶対に夢をつかみます」と世界王座に照準
武居の強烈な左ボディー(©Lemino/SECOND CAREER)
2R、武居が圧をかけて左ボディー。ディアスが逆襲の右フックをヒット。武居が左フック、これでディアスがスリップダウン。ともに前手で距離を探る中、武居が右フックもディアスが交わしクリンチ。その後の攻防で武居がフェイントから左ボディー一閃。ダウンしたディアスはマウスピースを吐き出し悶絶。立ち上がることができず武居がKO勝ちを収めた。
試合後のリング上のインタビューで武居は「早いラウンドで倒すことができたのはよかった。思っていたよりリズムがつかみにくかったかなと思ったが、特別やりにくさは感じなかった」と初のメキシカンとの対戦も難なくクリアした印象。
バンタム級に向けては「体重調整とかは全然いけた。もっと技術面を強化して、世界に行けるようにもっと頑張らないといけないなと思っている。まだまだ自分が満足している完成形の武居由樹ではない。完成できるよう、精進します」と慎重な姿勢を見せつつも「多分、ここから先は今まで経験したことのないような相手と戦っていくと思う。僕一人だけでは乗り越えられないので、皆さん、僕にパワーを送ってください。絶対に夢をつかみます」と世界を見据えた。