PSYCHIC FEVERがバンコクで初の海外単独公演! 大合唱&熱狂のライブ

 

 その後、短いMCを挟んで、小波津のソロステージへ。タイのラッパー F.HEROが、俳優で歌手のブライト(Bright Wachirawit)とフィーチャリングした2021年リリースの「Sad Movie」をカバー。切ないメロディラインに乗せて圧巻の歌声を響かせ、観客の心を奪った。

  渡邉廉がソロでステージに登場し、特技のひとつであるヒューマンビートボックスを披露すると、客席からは大きな歓声が沸き起こっていく。そのまま、レッドとライトグリーンを基調としたストリート感溢れる衣装に着替えたメンバーが登場すると、新曲「SPICE feat. F.HERO & Bear Knuckle」をパフォーマンス。同楽曲は今年7月に開催された『BATTLE OF TOKYO ~CODE OF Jr.EXILE~』で初めて披露されたタイコラボ楽曲の第3弾で、F.HEROに加えて、タイの3人組ヒップホップダンスグループ Bear Knuckleが参加している。アップテンポかつエスニックな雰囲気が漂うサウンドの中でパワフルなパフォーマンスを行い、現地のファンを大いに盛り上げた。

 そのまま休むことなく、「Tokyo Spiral」「Spread The Wings」「Spark It Up」をメドレーで披露すると、「PSYCHIC FEVER!」で会場とコール&レスポンスを楽しみつつ、力強さと洗練された雰囲気を兼ね備えたPSYCHIC FEVERらしいステージを展開。そして、WEESAが英語で本編最後のMCを行って、「Temperature (Prod. JP THE WAVY)」へ。イントロが始まるとファンがすぐさまメンバーの歌声に合わせて歌い始め、日本語の楽曲にも関わらず、会場には空気を震わせるような大合唱が響いた。

 そして、R&Bサウンドが心地よいラブソング「Bitter Sweet」と、ヒップホップやメロディックパンクなどのカラーを織り交ぜてアメリカの西海岸風に爽やかに仕上げた「Choose One」を続けて披露して、ライブの本編を終了した。