苦節10年、伊藤健人がタイトル初挑戦。前回敗れた王者・里見柚己は「恥をかいた。失神させる」と倍返しを予告【Krush】

リベンジを誓った里見柚己

 ライト級では12月大会でKNOCK OUTから参戦している大谷翔司(スクランブル渋谷)がタイトル戦線への殴り込みをアピール。これに伊藤は「自分は王者になってからがスタートなので、まだ何者でもない。王者になってからその意見を耳に入れられたらなと思う。今は何も思っていない」と語るにとどめた。里見は「大谷選手のことは知らなかったが、この前、大沢選手に判定で勝った。大沢選手に判定で勝つのは本当に難しいこと。でも自分はその位置にいたくない。もっと上を見てやっている」とつれない返事。

 しかし宮田充Krushプロデューサーは「大谷選手は6月と12月に出てもらったが、KNOCK OUTから来ている以上ノックアウト勝ちが見たいと思っている。次はKNOCK OUTのリングだと思うが、その後の流れで大谷選手には来年も上がってほしい。次は強敵をマッチメイクさせてもらう。Krushにはランキングはないが大谷選手は5位の中には入っているイメージ」などと大谷を評価した。

「Krush.158」(2024年2月24日、東京・後楽園ホール)
〈12月27日発表のカード〉
◆Krushライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
里見柚己(王者/team NOVA)vs 伊藤健人(挑戦者/K-1ジム蒲田チームアスラ)
※王者・里見は初防衛戦

◆Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
髙橋直輝(王者/若獅子会館)vs 横山朋哉(挑戦者/リーブルロア)
※王者・髙橋は初防衛戦
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