三代目 JSBが京セラドームでかくれんぼ? 最新ツアーのアフターパーティー
山下から小林へ進行役をチェンジし、続いては事前に選ばれたMATEとメンバーによる「大玉リレー」へ。MATEとメンバーが2チームに分かれ、どちらが早く大玉をゴールまで転がせるかを競った。対決前はELLY、山下、岩田チームの勝利を予想する声が多かったが、結果は今市、ØMI、NAOTOチームの勝利。対決後にメンバーは「なんか感動した」「大玉転がしってこんなに辛いんだね」「ドームを贅沢な使い方してるね」と口々に感想を述べており、その表情からは楽しそうな様子が伝わってきた。
ラストは「パフォーマー・ボーカル入れ替え企画」。ØMIと今市がパフォーマーとして、NAOTO、小林、NAOTO、ELLY、山下、岩田がボーカルとして「STARS」をフル尺で届けた。慣れない役回りゆえに立ち位置を見失ったり、歌詞が曖昧になったりしてしまい、披露後に7人は「変な汗かいた!」「辛かった!」「地獄の3分」と笑い出す。和やかな時間だった。
後半は「LET’S PARTY」をはじめとしたメドレーでスタート。メンバーは再度フロートに乗り、客席を煽りながら熱気を高めていく。メドレー後は「それでは本当の『STARS』やります!」(今市)、「今度はちゃんとボーカルが歌います!」(ØMI)と言って、本来の形での「STARS」披露も。「MATEのみんな歌えるよね?」とØMIが呼びかけ、ラストは観客とともに「RAINBOW」を歌って本編を締めくくった。
パフォーマー5人のダンスバトルから始まったアンコール。サポートダンサーを迎え、息の合ったパフォーマンスで観客を魅了していく。その後は今市、ØMI、今市を加えて、熱気あふれる「24karats type JSB」「24karats STAY GOLD」「24karats TRIBE OF GOLD」のメドレーへ突入し、会場を一体感に包んだ。
静かなピアノの音色が響く中、「MATEの前でしかできないことができてよかったなと思います」と、今日の感想を口にしたØMI。今日が今年最後のライブということで、メンバーもそれぞれ怒濤の1年間を振り返りつつ、来年への意気込みを語っていく。ラストに届けられたのは「starting over」。〈気付かせてくれた あなたと〉をØMIは〈気付かせてくれた MATEが〉と歌詞を変えて歌い、メンバーも客席の一人ひとりに笑みを向けながら、大切なMATEへの感謝の想いを届けた。
2カ月にわたって行われたドームツアーのラスト、そして三代目JSBにとって2023年最後のワンマンライブとなった本公演。まさに1年間の締めくくりに相応しい、お祭り感にあふれたライブだった。