プロダンスリーグのDリーグ  RAISERZと8ROCKSが勝利で2023年を締めくくる

(C)D.LEAGUE23-24

  RAISERZは今シーズンからメンバーが大きく変わって新しいチームになった。

 INFINITY TWIGGZは、「新生になったことによる良い点と悪い点が明確に見え、そこをディレクターのKTRと僕で打ち合わせしたり、毎回ラウンドの後には、自分たちが何をするかって反省会をして、それがハマってきた。(自分の)役割がしっかり把握できてきたというか」と笑顔を見せた。今後のチームは加速していきそうだ。

 両チームはそれぞれ短い正月休みに入るが、年が明ければすぐに1月12日のROUND.6に向けて練習を始めるという。

 本ラウンドで6試合のうち4試合がドロー(引き分け)だったことについて聞くと、「チームのレベルが上がっていて、お互いが研究しあって戦っているので、判断が難しくなっている」(Ryo-spin)、「作品の相性っていうのもすごい。対戦形式になって何を持ってくるかっていうのが難しい。同じテイストの作品がぶつかり合ったりする」(INFINITY TWIGGZ)と、Dリーグの難しさにも向き合っている。 

 そのうえで、INFINITY TWIGGZは、「KRUMP、パワー、エナジーという僕ららしさを応援してくれてる人たちも見たいと思う。そこをしっかり入れつつ、変わったふうに見えるものを見せていけたら」。

(C)D.LEAGUE23-24

 Ryo-spinは、「8ROCKSらしさや自分らしさをなくしたら面白くないショーケースになると思う。Dリーグのやり方で戦いながら、スキルだったり、アクロバット、ルーティーンという自分たちが持っている部分は日々進化させてどんどん出していきたい」と意気込んでいた。

 本ラウンドのMVD(Most Valuable Dancer)は、FULLCAST RAISERZのKTRだった。