Krush王者の篠塚辰樹がBreakingDownの冨澤大智から2度のダウンを奪っての判定勝ちもKOできず「王者として恥ずかしい」【RIZIN.45】
冨澤のパンチを食らう場面もあったが…
3R、冨澤が左の蹴りを出すが、篠塚は左ジャブ。冨澤が前に出るが当てさせない篠塚。逆に圧をかけて左ジャブから右ストレート。冨澤も右ジャブからパンチを出すが、篠塚はノーガードでまっすぐ下がって当てさせない。残り30秒、冨澤の左ハイをガードした篠塚が右ストレートを打ち抜きで2度目のダウンを奪う。立ち上がって篠塚に向かう冨澤だが、左ジャブを当てる篠塚に対し冨澤はパンチを当てることはできず、試合終了。ゴングが鳴ると両手を挙げて勝利をアピールした篠塚に対し、冨澤はリングに座り込みマットを叩いた。
判定が読み上げられる間、冨澤はうつむいたまま。判定は30-26、29-26、30-26の3-0の判定で篠塚が勝利を収めた。
篠塚は試合後の会見で「チャンピオンとして恥ずかしいですね、倒せなかったのは。(ダウンは)手応えはあった。もっと全然やれることあったっすけど、できなかったっすね。(冨澤には)なんもないです。ただ頑張ってましたね。普通に今回は自分のパフォーマンスがちょっとよくなかったすね。あとはKOするだけだったんですけど、ミスったっす」とKOを逃したことに反省の弁。