サッカー日本代表がアジアカップに向け視界良好。タイ代表に5-0快勝

5点目を決めた南野拓実(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

 日本代表の森保一監督は「試合については、そう簡単に崩せる相手ではなかったが選手たちも前向きに攻撃を仕掛けてくれた。最初はうまくこじ開けることはできなかったが、しつこく粘り強く何回も攻撃を仕掛けることで最後にゴールを奪い取るということを前向きにプレーしてくれたことが5得点につながったと思う。練習の時から、いわば急造チームでスムーズに機能するのは難しいかなと思っていたが、選手たちがピッチ内外でチームがやるべきことと、お互いの良さを出すためにコミュニケーションを取ってくれたことが勝利に結びついたと思っている」などと語った。

 また「後半の5得点は、後半だけのチャレンジではなく前半から選手たちがゴールに向かってプレーするということ、ボールを奪うということを意識してプレーしたことが後半の相手の疲労疲弊を生んでボールを奪うことができたと思うし、チャレンジを重ねることで、チームとしてやるべきことがスムーズに後半につながったと思うので、前半から、もっというとトレーニングからチャレンジし続けようという姿勢が後半の得点をつかむきっかけになったと思う」と無得点に終わった前半での献身的な動きが後半の5得点につながったという見方も示した。

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