ムエタイのビッグイベント「RWS」が2月12日に日本初上陸。ラジャダムナン3階級王者の吉成名高がタイトル戦
今後について、佐々木氏は「今回が最初で最後ではなく、定期的にRWSジャパンとして興行を行っていきたいと思っている。その中で王者クラスをどんどん呼んで、日本の格闘技が大好きな、キックボクシングが大好きな皆さんに本物のムエタイを知ってもらいたい。そしてK-1さん、RISEさん、KNOCK OUTさんとかの王者クラスのファイターたちも、グローバルなルールであるムエタイルールでRWSの王者たちと戦って、RWSのベルトを奪取して、日本のキックが最強だということを示して、もう一度、日本が世界の格闘技大国だということを証明していただきたいし、証明したいと思っている」と語った。その頻度については「後楽園ホールを皮切りに年4回くらいはできればという話はしている。本当に“日本でムエタイが流行ったね。時代が変わったね”というには万人規模の大会を成功させて初めて日の目を浴びたという証明になると思っている。それがいきなり今年というのは難しいかもしれないが、タイから招いたり、団体の垣根を超えた素晴らしいファイターが参戦してくれれば、必ずそこに到達すると思う。まずは年4回やりながら、いろいろな王者を呼びながら、万人規模のイベントを目指したい」と目標を掲げた。
今大会ではムエタイにおいて外国人初のラジャダムナンスタジアムの3階級王者となった吉成名高(エイワスポーツジム)が「ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチ」で正規王者のプレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)と対戦する。
また現WMC世界女子ミニフライ級王者の伊藤紗弥(尚武会)、現KNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(Eight Weapons)も参戦する。