KADOKAWA DREAMS、おもちゃ箱なショーでSWEEP勝利! 頭ひとつ抜け出す<Dリーグ 23-24>
日本発のプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE 23-24 」(以下、Dリーグ)レギュラーシーズンのROUND.6が1月12日、江東区の東京ガーデンシアターで行われ、FULLCAST RAISERZ(以下、RAISERZ)、KADOKAWA DREAMS(以下、KD)、DYM MESSENGERS(以下、MESSENGERS)、avex ROYALBRATS(以下、aRB)がそれぞれ勝利し幸先のいいスタートを切った。
KDは混線模様のシーズンランキングで他チームより頭ひとつ抜けた形になった。おもちゃ箱をテーマにKDならではの不思議な空気感をまとった作品で、LIFULL ALT-RHYTHM(以下、LAR)に対して、ジャッジポイントを総取りするSWEEPで勝利した。
LARは、個性的なチームが揃うリーグの中でも特に独特な世界観をもつ作品で、ダンスの豊かさや可能性を体感させてくれるチーム。この日は「宇宙への挑戦」がテーマで、宇宙飛行士が登場。無線や信号音、呼吸や心音など宇宙飛行士がヘルメットの中で聴く音で宇宙の旅へ誘うというショーケースだった。これはダンスなのか?という“大気圏外”の作品に、パフォーマンスが終わると客席はどよめき、波紋のように広がった。
KDの颯希は、イベント終了後の取材で、LARの作品について「歴史になるような快挙」とし、「それをジャッジの方々がどう判断するかは神のみぞ知る。(自分たちは)勝ち負けというよりはどれだけ伝えられるか、響かせられるか、やり切ることにそこに焦点を置いた」とコメントした。
RAISERZはKRUMPの魅力を前面に出しながら〈観客を巻き込むKRUMP〉でSEGA SAMMY LUXを退け、 MESSENGERSはカラフルな作品でBenefit one MONOLIZに勝利した。avex ROYALBRATZはジャケットを翻しながら“HOT”でスマートなコレオグラフ作品で2024年初勝利。喜ぶ面々を代表し、JUMPEIは「今年は優勝します!」と笑顔だった。
Medical Concierge I’moon 対 KOSÉ 8ROCKS、SEPTENI RAPTURES 対 CyberAgent Legitの2試合はドローだった。
ROUND.7は、ダンスバトル形式のCYPHER ROUND。1月28日に東京ガーデンシアターで行われる。
ROUND.6の様子はアーカイブ配信されている。
以下に、試合後の勝利チームのコメント。
写真は©D.LEAGUE 23-24