前田健太、マエケン流オフの過ごし方「ダラダラしない。体を動かすことで活力が出てくる」

筋膜リリースマシン「リリースカッター」を受けた前田は「全然痛くない。むちゃくちゃ疲れが取れそう」

試さずに良いものを逃すのは残念なこと

 今回の帰国で、都内の会員制メンテナンススパで深層筋膜リリースを体験した前田。独自開発した電流の渦を巻き起こす技術と専用グローブによるトリートメントマシンで、通常の筋膜リリースより深部まで素早く快適にアプローチできるという。痛みもなく安全だったそうだが、文字通り体が資本の現役大リーガーが気軽にこうした施術を受けることに正直驚いた。

「体のケアや治療に関してはなるべく新しいものを取り入れるようにしています。自分の知らない技術や治療方法は日々進んでいますし、それこそ専門家の方がいろいろトライして体に良いものを追求してくれていると思うので、試さない手はないですね。もちろん “合う合わない” はあると思いますが、それもやってみなければ分かりません。試さずに良いものを逃すのは残念なこと。だから薦められたらできるだけやってみるようにしています」

 自宅やキャンプ地や本拠地球場にも常備し、今では「(水は)これしか口にしない」という飲料水「ファストプロウォーター グランプロ」も、試すまでは半信半疑だったという。

「水って違いが分かりづらそうで、分かりやすいっていうか。ジュースや料理は味付けでごまかせますけど、水って多分それができない。実際飲んでみたら、その違いにすぐ気づきましたね。普段の水分補給はもちろん、料理にも使いますし、試合中もアミノ酸やビタミンなどを混ぜて栄養ドリンクとして飲んでいます。水は1日にたくさん摂るものなので、より大事な存在だなと思います」