木村ケルベロスが判定勝ちに「こんなに自分は弱いんだ」と反省。そして「チワワはベルトを獲るまで返上できない」と改めて王座獲得をアピール【RISE175】

「今年、65のベルトを獲る」と宣言した木村(撮影・穂積美咲)

 木村は試合後のマイクで「ちょっと内容がゴミすぎたんですが。今年、65のベルトを獲るんで。ここから伸びていくんで、また強い奴とやらせてください。65のベルトを獲ります」とアピール。

 試合後の会見では「こんなに自分は弱いんだと思った。もうちょっとできると思っていた。“65ってこんなに重いんやな”という感じでした」などと反省の弁を口にした。しかし最後は「しっかりここから強くなっていって、65のベルトを獲るストーリーをしっかり見ていってもらえれば」と前を向いた。

 また昨年11月の「FIGHT CLUB」にYA-MAN軍団の一員として参戦した際に、カード発表会見で朝倉未来と対戦相手の白川陸斗に“地獄の番犬”ケルベロスではなく「チワワ」扱いされる屈辱を味わった木村だが「チワワはベルトを獲るまで返上できないんで、しっかりベルトを獲って“ケルベロス”って名乗りたいです」とチワワ返上のためにも王座獲得を目指す。

「RISE175」(1月14日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第11試合)RISEスーパーフェザー級(-60kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
●チャンヒョン・リー(王者/韓国/RAON)(判定0-3=49-50、48-50、47-50)大雅(挑戦者/TRY HARD GYM)○

◆セミファイナル(第10試合)Super Fight! -49.5kg契約 3分3R延長1R
○小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)(2R1分32秒、KO)ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCHUP)●

◆第9試合 スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
○木村“ケルベロス”颯太(心将塾)(判定3-0=30-28、30-27、30-27)チャッピー吉沼(TANG TANG FIGHT CLUB)●

◆第8試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
●山川賢誠(Kickboxing Academy Sapporo)(2R2分22秒、KO)翔(REVOLT)○

◆第7試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
●松山和弘(ReBORN経堂)(判定0-3=28-29、28-30、28-30)若原 聖(TEAM TEPPEN)○

◆第6試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
○久津輪将充(RMC/9+ nine plus lab.)(2R2分38秒、KO)大島広也(TANG TANG FIGHT CLUB)●

◆第5試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
藤橋 光(TEAM LIBERTAD/KTT)(ノーコンテスト)愛翔(Kickboxing Academy Sapporo)

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
●戸田龍将(TRY HARD GYM)(2R2分54秒、KO)原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)○

◆第3試合 バンタム級(-55㎏)3分3R
△山本“魂武羅”知美(FAITH)(判定0-1=28-29、29-29、29-29)RINA(TEAM TEPPEN)△

◆第2試合 アトム級(-46kg) 3分3R
●菊地美乃里(GONG-GYM坂戸)(判定0-2=28-29、28-28、28-29)岩永唯伽(OISHI GYM)○

◆第1試合 バンタム級(-55kg)3分3R
●堀本祐惺(TRY HARD GYM)(判定0-2=29-30、29-29、28-29)奥村将真(TEAM TEPPEN)○
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