大雅がチャンヒョン・リーを破りK-1王座から7年ぶりとなるベルト獲得「正真正銘の世界で1番になる」【RISE175】
両者のパンチが交錯(撮影・穂積美咲)
5R、リーの左フックに大雅が左ストレート。圧をかけるリーだが押し返す大雅。リーのボディーの連打、ローにガードを固め左ストレートを返す大雅。逆に大雅が前に出てパンチを打ち込む。リーが鼻血を流す。最後まで圧をかけパンチを出すリーに大雅もパンチを出し続けたまま試合終了。
判定は49-50、48-50、47-50で大雅が勝利を収め、ついにRISEでの王座戴冠を果たした。
試合後のマイクで大雅は「まだ強いでしょ俺。ホント“もう無理だよ”とか“引退しろ”とか言われた時期があったんですけど、こうやって僕のことを信じてついてきてくれる、みんなのお陰でまたこうやってチャンピオンに戻ってくることができました。ここに来るには本当にいろいろなことがあって。途中でチームドラゴンに移籍させてもらって、前田会長、そしてチームドラゴンの選手のみんな、本当にいろいろあって、TRY HARDに戻ってくることになりましたけど、今でも感謝していて。あの時があったからこそこうやって今ここに立っていると思っています」と一時所属していたチームドラゴン関係者に感謝の言葉。