THE RAMPAGE 浦川翔平、舞台『HiGH&LOW THE 戦国』で日々“生きている”〈BUZZらないとイヤー! 第67回〉
真剣にレコーディングを……
ーー 翌日からは、舞台『HiGH&LOW THE 戦国』の稽古ですか?
翔平さん:そうですね。『おはスタ』にEXILE B HAPPYで出演した日の前日は泣くシーンの稽古をしていて、当日は目が腫れちゃって大変でした。出演5分前にどうにか収まった、みたいな。そのあとはまたいろいろあって稽古に戻るみたいな感じでした。
ーー 稽古は順調ですか?
翔平さん:飲みはもう3 回やりましたね。決起集会、尊武国の飲み、そして夕べ……。
ーー 飲みの話(笑)?
翔平さん:決起集会の時は、最終的に朝の6 時半まで語り合って。それでだいぶ深まって、自分の演技について、こうやったらいいんじゃないかとか、めっちゃ言ってもらえるようになりました。すごくありがたいんですよ。自分ってゼロから 1 にするのよりも、何かを装飾していくとか、言われたことを具現化する力のほうがあると思ってるんで、自分でその環境に持っていこうと。そのためにも、めっちゃコミュニケーションが大事で……。
ーー それで最初から飲みの話なんですね。
翔平さん:それぞれの国の頭となる人とはコミュニケーションが取れたから、2回目は自分の国(尊武国)を固める飲み。RAG POUNDと飯に行ったんですけど、結局飲みに行こうぜって。劇中に「宴だ!騒げ!」みたいなシーンもあるから、これをそのまま舞台に生かそうよって“酒盛り”です。
※RAG POUND……LDH発世界一激しいパフォーマンス集団。2005年に結成された伝説的なチームで、日本のクランプシーンの先駆け。誠実で熱い肉体系の代表。
してるふりー!
ーー確かに飲みっていうよりは“酒盛り”なメンバーですね。
翔平さん:で、夕べの第3弾!普通に飲みつつ演技の話も。舞台を良くするためにどうしようかっていう。演技が好きな人たちが集まってるから話を聞くのが面白いんですよ。そうやって見えてんだとか、そんなことを考えてるんだみたいな。
稽古場でずっと謎に思ってたことがあったんです。みんなが国ごとに集まって話し合ったりしてるんです。何を話してるんだろうと思ってたら、こういうストーリーだから、この人はこういう立ち回りをしよう、このシーンをこうするために俺らは意思統一してここに持っていこうっていうような話をしてる、と。
小野塚勇人さんに聞いた話も興味深かったです。ある演出家の方にスポーツは何やってたかって聞かれてサッカーをやっていたって答えたら大丈夫だって言われたという話。演劇は団体芸というかチームだから、一人でやるスポーツじゃないのをやってると聞くと安心するんだよねって。それを聞いて、自分もダンスをチームでずっとやってきたし、THE RAMPAGEだって16人。それが少しは生きてんのかなって。一緒の空間で生きてるのを意識しなきゃいけないみたいなのを学んできたから。