THE RAMPAGE 浦川翔平、舞台『HiGH&LOW THE 戦国』で日々“生きている”〈BUZZらないとイヤー! 第67回〉
完全にアクセサリーとなったホンタイ。ダウンジャケットとの相性もバッチリ!
ーー稽古場の雰囲気も良さそうですね。
翔平さん:ハイローは、めっちゃいいカンパニーで、本当に楽しい。ベテランの方もいらっしゃるし、成長の種がすごいあります。だから、それを見逃したくなくて。目の前のことに全力でやりつつも、成長の種をかき集めてます。
出ていないシーンもずっと見ていて自分のシーンに生かせるなとか考えながら稽古場にいるんです。ずっとアンテナを張ってるからめちゃくちゃ疲れるんですけど、インプットとアウトプット、吸収したことを生かす年にしたいなと思ってるので。
ーー「翔平さん、病んでるね」と言われることにはなってないんですね。
翔平さん:『フィーダシュタント』とは違ってストレートな演技ですし、演出に委ねちゃってるところもあるし。すごい先生がいっぱいいて肉付けをしてくださるので自分は言われたことを生かそう、それを具現化させたいって臨んでいます。言われたこと全部を一瞬でやってビビらそうじゃないけど、ほかの俳優さんたちに「こいつこんなにできた?」って思わせたい!
年が明けてから、ブロックごとに稽古が進んでいますが、昨日の稽古したシーン、いろいろ指導してくれてた人たちが駆け寄ってきて「めっちゃ良かった」って言ってくれたんです。そこからの酒盛りだったから、すごい気持ち良くなっちゃったんですけど。でもここからネクストステージにいかないと、です。
ーーその次って?
翔平さん:セリフが入って感情が出るようになって、感情を人に届けられるまでは来たんで……ボディランゲージです。体全体と連動させる。目線を外してみたり、肩を落としてみたり、ガッて迫ったり。ちょっと迫る感じの距離感とかも。ボディランゲージが振り付けにならないように、気持ちでそう言ったんだっていうところまでいけたら。
6合目の翔平さんが見つめているのは……
ーー翔平さんの中で、演じる“白銀相生”は何合目まで来た感じがありますか?
翔平さん:6合目かな。スタートラインには立てたと思うんですけど。ベテランばかりなので、一緒の土台に並べられた時にまだまだ弱いと思うんです。観劇していただいた方たちが「玄武と白銀のあのシーン良かったね!」って涙してくれたらって思うから、そのためには自分がやらなきゃいけないことがあると思うので、そこをめっちゃ頑張ろうと思います。
というのも、RIKUさんが演じる玄武は軍事総大将なんですけど……“脳筋”なんです。「人を殺せ!」 「強い者が全てだ」って突き進む感じで、劇中では「こいつ馬鹿だなー」って思われる役柄だから、そういう人が人間味を見せると、すごい感動的になるじゃないですか。
ーーRIKUさんはその脳筋役を楽しんでます? これまでは主人公ゆえに、悩む若者、繊細で勇敢な印象の役のイメージが……。
翔平さん:めっちゃ楽しそうです! ただ、それを支えてんのは俺だからなと思ってます(笑)。
ーーCLの番組で、RIKUさんが藤原樹さんがキーパーソンみたいなことをおっしゃってましたけど。
翔平さん:あー、舞台の中で3大泣かせポイントみたいなのがあるんですけど、樹のシーンは確実にそこに入ってくる。頑張れ!樹、頑張れ!そういう気持ちになる。
※CL……LDH所属アーティストの動画コンテンツが見られるプラットフォーム。
ーー翔平さんはどうなんですか?
翔平さん:それは俺次第かなあ。ハンカチをみんなに出させたいなって思うシーンがあります。あと俺は役は1個だけど役割が多いんです。見ている人たちを物語に入り込ませる役割でもあるんで……器用にこなさなきゃいけない。