Sareeeが昨年5月に敗れた橋本千紘にリベンジ。「あんたがいたから私は強くなれた」【Sareee-ISM】

橋本の豪快な投げっぱなしジャーマン

 11月に行われたカード発表会見では橋本へのリベンジを「やり残したこと」と位置づけ「SEAdLINNNGの王者にもなったし、5月の復帰したばかりとはコンディションも全然違う。今のSareeeは橋本千紘に劣っているところは一つもない。5月に橋本千紘にシングルで差をつけられて負けたことがずっとモヤモヤしているし、すっきりしないので次のステージに進むためにも、ここはライバルである橋本千紘に勝って、来年はSareeeの年にして、もっともっともっと女子プロレス界を盛り上げていきたい」とリベンジに自信を見せた。また11月5日に行われたセンダイガールズ(仙女)の後楽園ホール大会で橋本に「お前はただのカワイイ女子プロレスラーだ」と言われたことに関しても怒りをあらわにしていた。

 試合はSareeeと橋本の意地と意地がぶつかり合う展開に。パワーで勝る橋本の強烈な絞め技にSareeeがせき込む場面も。そんな中でもSareeeはファイヤーマンズキャリーの体勢に担ぎ上げられたところから卍固めで切り返すなどハイレベルな攻防を展開。場外戦ではSareeeがパワーボム、机上からのフットスタンプを見舞うが、橋本がスピアーで客席にSareeeを叩きつけるなど一進一退の攻防。リングに戻るとパワーボムの体勢に抱え上げた橋本に、こらえたSareeeがヘッドバットを乱れ打ち。ダウンした橋本に頭突きを放ち続ける狂乱ファイトにレフェリーが引き離す。