PSYCHIC FEVERが個人技聴かせる最新EP! JP THE WAVYと化学反応「たくさん引き出しもらった」
ラッパーチームが個人技を聴かせる「Psyfe Cypher」
JIMMY
ーーEPには「Temperature」のほかリード曲「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」など4曲を収録。剣さん、椋雅さん、JIMMYさん、龍臣さんが担当したラッパー曲「Psyfe Cypher」のレコーディングにはどんなふうに?
JIMMY:海外のラジオ番組風じゃないですけど、ブースにマイクが置いてあって、フリースタイルでマイクパスしていくみたいな感じでレコーディングをしています。
この曲はラッパー陣の気合がみなぎっているんです。4人で1曲というところがポイントで、それぞれの良いところが細かい部分まで出ています。単純に1曲を7で割るとラップするパートはすごく少なくなってしまって、龍臣の早口ラップの良さの100%は伝わらない。でも、この曲はしっかり16小節ぐらいやってるんで。
龍臣:早口ラップは難しいし、うまくいかないところもあるんですけど、WAVYさんも早口ラップをされてるんで、どうしたら息が続くとか歌いきれるとか、格好いいのはどんな感じだとか、いろいろアドバイスをくれて。少し成長できたのかなって感じています。
ーーリリックはWAVYさんたちが担当。それもまたALL プロデュースが理由ですか?
JIMMY:ラッパーとして自分ではない人が書いたリリックで?って思われることもあるだろうなと思いますけど、この作品に限ってはこれがベストなスタイルだったなって。WAVYさんのチームに書いていただいていたほうがWAVYさんらしいフロウを入れやすいですから。
半田龍臣
龍臣:自分たちがやっているのと全く違うから挑戦的だったよね。
剣:WAVYさんらしいフロウをするためにWAVYさんがついてくれる。それって本人にコツやちょっとしたテクニックを教えていただけるってことで、スキルの向上でしかないんですよ。それ以外にもブースの中でやってみたことをいろいろなスピーカーで聴き比べてみるだとか、そういったことが自分にとって新鮮で面白かったし学びでもありました。
椋雅:僕はメロウなパートだったから、ひとつひとつのワードと言葉を大切に言わないといけない難しさでしたけど、今までやってきたラップとは違ったテイストだったからこそ、新しい自分を表現できたのではないかと思ってます。自分たちで歌詞を書こうってなった時、今作で身につけたものが発揮されるだろうし、自分のスタイルになっていくと思います。
龍臣:新たな一歩を踏み出せたのを聴いていただけると思います。何度も聴いてほしいです。