PSYCHIC FEVERが個人技聴かせる最新EP！ JP THE WAVYと化学反応「たくさん引き出しもらった」　

タイと日本の遠距離デートソング

小波津志

ーーラッパーチームが「Psyfe Cypher」ならば、ボーカルチームは「Rocket（Take You Higher）」ですね。

志：といいつつ、僕はどちらかと言うと、ちょっとラップ寄りな表現のパートなんですよ（笑）。なので結構苦戦。やったことがないことだったのでちょっと難しくて。自分の中で色々とイメージを膨らませて、R&Bを歌ってる方のイメージを自分と重ねてみたり、普段だったら自分はしない歌い回しや発音で歌ってみたり。それもまた、WAVYさんが柔軟にやってくださったので、最終的に良いものになったんじゃないかなと思っています。

ーー自分でない誰かに自分を重ねて……みたいなことは、いつものスタイルですか？

志：全曲そういう人がいます。リファレンスというか。それを自分のフィルターを通して。少し違いますが、お客さんの前でライブをしている自分をイメージしたりすることもあるし、恋愛を歌う曲ならば女性を妄想しながらなんてこともあります。

ーー「この難しいパートをなぜ僕に？」みたいな気持ちはありますか？（笑）

志：それは、とてもうれしいことなんです。WAVYさんは僕ができると思ったから任せてくれてたと思うんで。それで、「ってことは、自分はできるんだ！」って。それに応えようとめちゃくちゃ練習しました。

WEESA：WAVYさんはめちゃめちゃ自由にやらせてくださるし、そのなかで自分の良いところや気付いてなかったところを引き出してくれるんです。

廉：いろいろチャレンジしてみたらって、次はちょっとクールな感じで、次はイケイケ男子な感じでって。

WEESA：どんどんいい感じに仕上がっていく。

渡邉廉

ーー渡邉さんの話で思ったんですけど、収録されている4曲、イケイケの男子とかモテモテの男子が登場するんですけど、裏テーマ？

志：そこは……僕たちのイメージがあったんじゃないかな（笑）。

メンバー：イケイケな、モテモテな！（笑）

ーーリアルな自分たちとバッチリ重なるっていう！

JIMMY：そういうことなのかな（笑）。

椋雅＆龍臣：そうありたいですね！

志：……真面目な話、僕たち自身というよりも、「Hotline」を見てくださってのイメージみたいです。