PSYCHIC FEVERが個人技聴かせる最新EP! JP THE WAVYと化学反応「たくさん引き出しもらった」
タイでの活動はセカンドシーズンへ
中西椋雅
ーーここで少し話題を変えましょう。2023年はタイで始まってタイで締めくくり。カウントダウンパーティーに出演されていたので、2024年もタイでスタートを切るかたちになりました。昨年は、夢者修行終了後も、気づくとタイやアジアの国にいる印象があって……。
椋雅:タイはもちろん、インドネシアにマレーシア、シンガポールにも行かせていただきました。東南アジアを中心にいろんな国に行かせていただいていて、パフォーマンスをしたりプロモーション活動をしたりしています。タイでのイベントが多いのでタイで過ごす時間が多くなりがちですが、他の国も1週間だったり3日間だったりいろいろです。移動が大変そうだって言われるんですけど、なんかもう慣れました(笑)。
ーー昨年9月には、武者修行でタイに渡ったときに最初に立ったバンコク日本博のステージに1年ぶりに出演しました。自分たちの変化や成長を体感できる機会だったんじゃないかなと思うのですが。
志:来てくださった皆さんのリアクションに大きな変化があったのはもちろんですけど、僕たち自身、タイ語でアプローチもすごくできるようになったし、会場を一つにすることができたって感じましたね。
JIMMY:志はテーマソングも歌ったしね。
志:そうなんです。ありがたいことに。一つひとつ結果として出てきているので、本当に最初の半年間、無駄じゃなかったな、やってよかったなって改めて思いました。
ーー オーディエンスのレスポンスにはどんな変化が?
志:熱狂的ですごいんです。パフォーマンスしていても、お客さんのノリに煽られて僕たちももっともっとって、いい循環ができてます。ただまあ、そういった熱い環境は最初から変わらずで、ずっとなんです。いい意味で。
ーーそういった反応も含めて昨年の夏以降のタイは、“ホーム”な感覚がありますか?
椋雅:セカンドシーズンな感じはあります。ライブもセットリストもパフォーマンス面でも、日本に帰ってきて手に入れたものや感覚をタイに持って帰り、タイで違ったものにしてみたいというような気持ちがあります。それでまたそれを日本に持ち帰ってライブみたいなルーティーンが少しずつできてきています。
ーーその熱狂は他の国でもありますか?
椋雅:現時点では広げていきたい、というところです。そのためには音楽の力がすごく大事だと思っています。例えば、インドネシアではすごくヒップホップが流行っていて、音楽性も日本と似ていて共通点があるんです。僕たちのパフォーマンスを見ていただく機会が増えれば応援してくれる方も増えるのかなって思っています。マレーシアもそうですね。シンガポールはまだパフォーマンスができていないので、未知な部分があります。もっといろんな国に行けるといいなと思っています。
WEESA
ーー リアルなカルチャーの現場に足を運んでどんなものが楽しまれているのかって体感するのも大切なことだと思います。セカンドシーズンでは、そういったことに触れる余裕も出てきましたか?
JIMMY:そうですね。そういえば、あれは何ていうのかな、ミュージックバーに志と行ったんですよ。
志:行ったら歌えるんじゃないかって場所を調べて行ったんですけど……
ーーオープンマイク的な!
JIMMY:全然ダメ(笑)! 予約とかが必要で、行ったらどうにかなる感じじゃなかった。
ーーWEESAさんはどうですか? ファーストシーズンのテーマにカオマンガイがありましたよね(笑)。
WEESA:そうでしたね(笑)。セカンドシーズンは、よりタイ料理に挑戦しています。珍味系っていうか現地のスタッフが薦めてくれた豚の血のラーメンみたいな。日本でいうスッポンの血みたいな感じで食べるものなんですけど……美味しいんです。
渡邉:僕はタイでも龍臣とよく出かけるんですけど、バンコクならではの楽しみっていうのは意外とやり尽くしちゃったので、日本でもできるようなカラオケとかボウリングとか行ってます(笑)
龍臣:日本と同じ曲が入ってますよ!