納谷幸男が1・28後楽園でのKO-D無差別級王座獲りに気合「上野勇希という強大な敵を倒さなきゃいけない」【DDT】
1月3日に行われた「D王 GRAND PRIX 2023」優勝決定戦で遠藤哲哉を破り初優勝
昨年11月26日、後楽園で開幕した今回の「D王」では圧倒的なパワーで勝利を積み重ねた。なかでも強く印象に残ったのが、斉藤レイ(全日本プロレス)とのメガトン対決だった。「お互いに各々の団体を背負って戦う状況で、絶対に負けられないというなかで、自分と同じくらいの体格の選手とDDTでやるというのが、なかなか機会がないので。戦って勝てたのは自信になりました。チャンスがあれば、斉藤ブラザーズだけじゃなく、全日本のデカい選手とまたやりたい思いはあります」。そんななか、キャリアの浅いKANONに苦杯を喫したが「ちょっとKANONをなめてた部分があったので、倍返ししてやらなきゃと思ってます」と雪辱を期す。
優勝決定戦の対戦相手は過去3度、KO-D無差別級王座を巻いた実力者・遠藤だったが「やっぱり遠藤哲哉という人はすごいですよね。あの体であれだけ力があって、僕が簡単に投げられるというのは。この1年、いろんなことを経験できたので、その成果を出せた優勝決定戦でした」と語った。勝負を決したのは必殺技の“世界一のバックドロップ”だ。「僕のなかでバックドロップはこだわりがある技なんです。その前にリストクラッチのバックドロップを出してるんですけど、自分のなかでどんな技より上なのはバックドロップなので」と強いこだわりを見せた。