“変則”ミックスルールにチャレンジの秋山成勲が2R目をMMAルールにする交渉を「した! でも受け入れてもらえなかった」【ONE】

会見後に囲み取材を行う秋山

 今回のルールは3分3Rで1Rボクシング、2Rムエタイ、3R MMAというミックスルールにしても変則的なもの。

 このルールについて秋山は「いろいろなところで今までやっていたミックスルールを見ると真ん中にMMAがあるが今回はボクシング、キック、MMA。打撃が前にふたつポンポンと続く。やはり打撃の強いニッキーが完全に有利じゃないかと思う反面、3Rに持っていけば私にもぶがあると思っています」、ホルツケンは「「イーブンだと思っている。どちらにアドバンテージがあるというよりも。自分は臨んだ85kgで戦える。そして秋山選手はMMAの小さなグローブを使うことに慣れている。自分はキックボクシングの大きなグローブを使うことに慣れている。そういったそれぞれの競技におけるアドバンテージをしっかり生かしていける。この試合の契約書にサインをした時点で、ルールに関しては納得しているので、イーブンだと思っている」などとそれぞれの見解を述べた。

 秋山は会見後の取材では2R目をMMAルールにする交渉については「した! もちろんしました。でも受け入れてもらえなかった(笑)。残念です」と明かした。そのうえで「MMAの試合ではなく、自分にとっても新しい試合。逆に言うとONEならではの試合なんじゃないかなと思って受け入れた。そういうところでも試合ができるって、自分でも自分のポテンシャルが気になるし。そういった意味ですべてが挑戦だと思っている」と語った。

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