藤野恵実がぶっちぎりでインフィニティリーグ制覇。「まだまだ高い壁でいるために」デビュー20周年のベルト獲りに意欲【修斗】

パワーで圧倒した藤野(撮影・須山杏)

 その後に藤野と吉成が対戦。

 1R、オーソドックスの藤野とサウスポーの吉成。圧をかけた藤野が組み付くとサバ折りでテイクダウン。体を起こしてパウンドを連打。吉成の立ち上がり際にパンチを連打。圧をかけて吉成をケージに追い込むとパンチを連打。組み付いて吉成をケージに押し込む。ブレイクがかかりスタンドに。パンチで前に出る藤野。もらってぐらつく吉成がヒザをついたところで、藤野がパンチの連打。何とかしのいだ吉成。藤野はフロントチョークも吉成が脱出。とにかく圧を強めパンチを連打の藤野。吉成は足を使って回って機をうかがうが、藤野にスキはない。

 2R、圧をかける藤野。パンチの連打から組み付いてケージに押し込むと小刻みなパンチ、そして首を抱えヒザを顔面に打ち込んでいく。圧をかけて下がらせ、パンチを上下に打ち分ける藤野。組み付いて、ここもサバ折りでテイクダウン。マウントでパウンドを落とす藤野。パウンドの連打で吉成の動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

 藤野は勝ち点3を加えて勝ち点10とし、インフィニティリーグの優勝を果たした。