THE RAMPAGEのRIKU、藤原樹、浦川翔平、ハイロー舞台で三者三様 それぞれの正義をぶつけあう〈HiGH&LOW THE 戦国〉
通し稽古では、RIKU演じる玄武は力と強さがすべてと戦場へと出ていく軍事総大将。声を張り上げて戦場へ。長い髪を振り乱しながら刀を操り、襲い掛かってくる敵方を次々になぎ倒した。
浦川演じる白銀はそんな玄武に憧れて、ともに戦うことを志願した男。玄武とともに敵と刃を交え続けながらも、玄武に本当の強さとは何かを問い続けるという役どころ。それゆえに玄武とぶつかり合う場面も。
尊武国は、2人を含め、威勢がいい荒くれ者が揃っていてとにかくエネルギッシュでアツい。登場すると体感温度が上がった。
HiGH&LOWの世界観のなかで、RIKUは玄武、浦川は白銀を作り上げる過程を楽しんだよう。
「玄武と向き合っていく中で、自分が思う玄武像は主観的なもので、カンパニーのメンバーだったりとか第三者の見る玄武の意見だったりとかを思い返して考えてみると、自分が表現者の自分として必要なものにたくさん出会えた気がしています。役者としての成長はもちろんなんですけど、ホームであるTHE RAMPAGEに帰ってきたときに必ず生かせるもの、宝塚のお2人との出会いを含め、すごくキャッチできた2カ月間だった。玄武に出会えてよかったなという感じです」と、笑顔。RIKUによれば、稽古場にはキャラクターに対しての認識などが自然に会話の中で生まれる空気があったという。
浦川は「白銀とも向き合いつつ、浦川翔平とも向き合うきっかけになっています。すごいおふざけが好きなんですけど、メンバーとかにはすごい真面目だもんねって言われるんです。脚本では、おふざけはなくて、すごく熱い気持ちで玄武に向き合っていて真面目にぶつけている感じが自分のような感じもあったので、戦国の白銀というキャラと自分を照らし合わせながら演じてすごく楽しませていただいております」と、話した。