池内紀子が延長の末の判定勝ちで王座獲得「大好きな石川県にもパワーを送りたかった」【Krush】
判定では池内の手が上がった(©K-1)
延長ラウンド、距離を詰めて押し合いの中でパンチ、ヒザの池内。麻央は距離を取ってミドル、パンチも池内は押し合いからパンチ、ヒザ。押し合いになると長身の池内がやや優位。組み合ってしまう場面が増える。なんとか押し返しパンチを放つ麻央だが、池内の接近戦に手を焼く。
パンチの手数は麻央もダメージを与えていたのは池内。難しい判定となったがジャッジ3者とも10-9で池内が勝利を収めた。
石川県津幡町出身の池内は試合後のマイクで「まず対戦してくださった麻央選手、ありがとうございました。KOはできなかったですが、麻央選手、本当に強かったです。まず自分は全然センスないし、一人じゃ何もできないけど、会長はじめ、家族、ジムの仲間、みんなのおかげでここまで来れました。ありがとうございました。大好きな石川県にもパワーを送りたかったので、ベルトを持って帰ることができてよかったです。今日は本当にありがとうございました」と涙をこらえながら挨拶した。