挑戦者の岩尾力が「倒しに行く」とKO宣言。王者・璃明武は「今回も完封。何もさせない」【Krush】
ついにつかんだタイトル挑戦なのだが岩尾は「遠回りしたので。事故をして、その中でもいろいろあった。タイトル戦も事故の前も他団体で2回逃している」とタイトル戦への思いを明かしつつも「単純に、王者だからとかではなく普通に人として倒したい。その中でベルトがついてきているだけ。なので、とりあえずベルトというより勝ちにいこうかなと思う」と力みはなし。そして「昨日のタイトル戦もメインがKOで終わった。KOって見ていて面白い。したくてもできるものじゃないと思うが、KOで終わるのが一番いいのかなと思う。今回は自然とマットに沈んでいると思う。KOで倒しに行く練習をしているので楽しみにしていてほしい」とKO決着を予告。「僕がベルトを巻いたほうがストーリー性もある。これからいろいろなところに行くにしても僕のほうが華があると思う。だから何が何でもこのベルトを巻いて、55gのKrushのベルトを僕に任せてもらえれば」とアピールした。
璃明武はKOを量産している岩尾のボディーブローについては「この間はリングサイドで見ていたが、クリーンヒットはなかったが音とかはすごい。この階級だったらパンチ力は一番あるのかなと。警戒はしているが、ボディーで倒されている選手と自分はレベルが違うので、そう簡単にはいかないと思う。でも警戒はすごくしているし、強い選手だと思う」と警戒しつつも攻略に自信を見せた。そして「今のKrushで一番いいカードだと思う。レベルにおいても期待値的においても。それにふさわしい試合内容でしっかり勝って、ベルトの価値を高めたい。(相手は)いろいろ言っているんですが、試合では何もさせないで圧倒して、Krushのこの階級は璃明武なんだぞという内容で見せたい」と前戦の永坂同様、完封しての防衛を約束した。
〈1月29日発表のカード〉
◆Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
璃明武(王者/K-1ジム総本部チームペガサス)vs 岩尾力(挑戦者/POWER OF DREAM)
※璃明武は2度目の防衛戦
◆初代Krushミドル級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs ブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)
◆初代Krushミドル級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)vs YOHAN(韓国/T.K.F)