「受験全部落ちた」ムロツヨシ、女子高生にアドバイスとエール「合格したら一緒にメシ行こう」

 

 映画『身代わり忠臣蔵』(2月9日公開)の試写会イベントが29日、普連土学園中学校・高等学校(港区)にて行われ、主演のムロツヨシが登壇。中高生たちの鋭い質問や相談にタジタジとなっていた。

 『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名!』を生み出した土橋章宏の原作を映画化。時代劇「忠臣蔵」をベースに“身代わり”をめぐる騒動を描くエンターテインメント。

 同校の社会科の先生から「今日は僕の知り合いの吉良家のお坊さんに来ていただいてます」と紹介され、ムロツヨシが登場すると割れんばかりの歓声と拍手。ムロも女子中高生の黄色い大声援に満面の笑みを浮かべていたが、やがて何を言っても絶叫と拍手が起こる状況に、さすがのムロも「おじさんで遊んでる?」と困惑気味。途中「通史とは違うが…」という鋭い質問に、同校の社会科の先生に助け舟を求める一幕も。

 さらに「明日、誕生日なのでおめでとうって言ってください」「いとこが受験なので頑張ってって言ってください」と質疑応答はしだいに“お願い”タイムに。「受験を頑張れるように胸キュンセリフを言ってください」というお願いにムロが「受験が終わったら一緒にメシ行こう」と言うと会場の絶叫も最高潮となった。

 そんなムロは「芸能界に入った理由」を聞かれると「神奈川の鶴見高等学校という高校だったんですけど、自由な学校だったので勉強せずに3年を迎え、受験は全部落ちたんです。そこから浪人して1年間、勉強して東京理科大に行ったんですけど“これがやりたくてこの学科に来た”という人たちがいて、かっこいいな、オレもやりたいことをやろうという考えに侵されまして。深津絵里さんが好きだったので、生で見れるからというミーハーな理由で5月ごろに舞台を見に行き、僕もあっち側に行きたい、と思っちゃったんです」と、大学1年の前期で退学を決意し、演技の勉強に進んだことを語り「親にも迷惑をかけたなとは思いますが、皆さんも、もしやりたいことがあるなら、その大学に行っていろんなことを探してください」とアドバイスしていた。

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