豊洲ににぎわい「豊洲 千客万来」開業! 都知事「豊洲市場直結の強みを生かして!」

千社札を張りつける小池都知事。都知事の隣りは江東区の大久保朋果区長

 同施設を展開する万葉倶楽部の高橋理代表取締役社長は「豊洲市場、豊洲場外江戸前広場、東京豊洲万葉倶楽部のセットで一日ゆっくり楽しんでほしい。豊洲市場周辺に新たな賑わいが生まれ、観光客だけではなく周辺地域の皆様からも末永く愛される施設を目指していきたい」と意気込んだ。

 小池都知事は、豊洲市場が平成30年に開場してから、日本の中核市場として、食にまつわる高い価値を提供し続けてきたとしたうえで、国内外に食の魅力を広く伝える場としての役割を期待、「豊洲市場に隣接している強みを最大限生かしていただければ」と話した。

 また、江東区の大久保朋果区長も登壇。「多くの観光客や地域の皆様の笑顔であふれる場に」と期待を寄せた。

 

 セレモニーには、同施設のアンバサダーを務める歌舞伎役者の中村獅童も出席。

「お子様からお年をお召した方まで、大勢の方にお越しいただいて、食を楽しんでいただき、温泉で疲れを癒していただき、そしてそのまま歌舞伎座に来ていただけたら……こんなにうれしいことはありません。(歌舞伎座は)目と鼻の先でございますから」とアピール。東京豊洲万葉倶楽部の宿泊施設を見たそうで「私も家族で来たいと思っています」と話した。

 中村はアンバサダーとして、ポスターやリーフレット、動画などに登場している。「今後とも微力ながらも応援し続けていきたい」と話していた。