原口伸が「殺伐とした、強さだけが存在している世界」への切符をかけてロン・チューと対戦「持っているものを全て出し切る」【RTU】
「ROAD TO UFC シーズン2 決勝戦」(日本時間2月4日、アメリカ・ネバダ州ラスベガス/UFC APEX)に出場する原口伸(日本)の試合を前にしたコメントが大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。「ROAD TO UFC」(RTU)はアジア全域から集結した最も才能あるMMAアスリートがUFCとの契約をかけて競い合うトーナメント戦。原口はライト級(70.3kg以下)決勝でロン・チュー(中国)と対戦する。なお同大会の模様は4日13時30分からU-NEXTで見放題ライブ配信される。
試合まであと3日となりました。今コンディションはいかがですか。
原口「体調はいつも通りです。気持ちの面でも特に緊張していなくて“決勝戦まであと3日なんだ”という、本当にリラックスして、今は準備していて、僕の中では落ち着いていると思っています」
ラスベガスで試合をするのは初めてですか?
原口「ラスベガスは初めてですし、アメリカが初めてです」
初めて来た感想を教えてください。
原口「カジノがいっぱいあって、空港にもあったので、そこはアメリカっぽいなって。1回やってみたいなとは思っています」
UFC PIで調整してみていかがでしたか?
原口「試合とほぼ同じオクタゴンを使えたので雰囲気をつかめたと思います。上海PIでも思ったのですけれど、やっぱり“すごいな”って。揃いすぎてるな!と思った。かっこよかったです」
そういう場が上海にもあってそこが中国からの出場選手の拠点になっていることについてはどのように思いますか?
原口「恵まれた場所でやっているんだなとは思うのですが、そこに対してコンプレックスはなく、あちらにできないことをこちらはやっていると思っているので、特には大丈夫です」
改めて、対戦相手の印象を教えてください。
原口「ストライカーで。身長も結構高くて、ガンガン前に出てきて、結構激闘を好むタイプというイメージです」
レスラーvsストライカーという図式になると思います。相手のストライキングで注意している点は?
原口「右の攻撃がうまいので、ストレート、アッパー、ちょこちょこ左も使ってくるのでそこに気をつけます。カーフで下を散らしたりボディーも散らしたりと打撃ではどこでも強いイメージがあります」